生理前は気分が落ち込む・肌荒れ・イライラするなど、本当につらい症状がたくさんありますよね。
PMSは生理前に起こる心と体の不快な症状として知られてきていますが、
PMDDについてはあまり知られていないのが現状です。
そこで今回は、
PMSと
PMDDの違いや改善方法について解説していきます。
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PMSと
PMDDについて
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PMS(月経前症候群)とは
生理の1~2週間前に症状が現れ、生理が開始すると軽快もしくは消失するものです。
症状:イライラ・強い眠気・食欲旺盛になる・乳房が張る・腹痛など
上記のような症状が見られると、
PMSからくる症状の可能性があります。
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PMDD(月経前不快気分障害)とは
PMSの中でも特に精神の不調が著しく、日常生活に支障をきたすような状態のことです。
症状:いつもより怒りっぽくなる・悲しくなって涙が出る・激しい不安を感じるなど
上記のような症状が現れ感情のコントロールが難しくなる場合は、
PMDDの可能性があります。
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PMSと
PMDDの違い
PMSとP?DDの症状は大変似ているため、明確に分けることは困難だとされています。
PMSは生理前に起こる精神的・身体的に不快な状態であるので対し、
PMDDは
PMSの中でも特に精神的な症状が強いのが特徴です。
そして
PMDDは日常生活に支障がでることがあり、
PMSよりも深刻な症状が現れやすくなります。
■改善方法
・症状にあった薬を服用(精神科・婦人科など)
・生活習慣を見直す(十分な睡眠を取る・ストレスを溜めない)
・はり灸の活用(体の調子やバランスを整える)
▼まとめ
PMSは生理前の心と体の不快な症状であるのに対し、
PMDDはその中でも特に精神的な症状が強く現れます。
毎月のつらい症状に関するお悩みは、人によって程度も違うため理解されづらく、更に深刻化してしまうことも考えられます。
当院は
女性特有の体のお悩みやメンタルの不調にも幅広く対応しておりますので、お気軽にご相談ください。