近年のオーガニックブームの影響もあり、はり灸などの東洋医学に興味をお持ちの方も多いですよね。
はり灸は「はりを使う施術」と認識していても、施術する場所までは知らない方が多いのではないでしょうか?
施術する場所によって変わるはりの効果について、紹介していきます。
▼施術する場所とはりの効果
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肩こり解消に効果のある肩井(けんせい)
うつ向いた時に出る首の付け根の骨と、肩先の骨を結んだ中間に位置するのが肩井(けんせい)です。
日常の生活に欠かせないパソコンやスマホの長時間使用により、
肩こりを感じる方は多いと思います。
その
肩こりを和らげる効果があるのが、肩井(けんせい)です。
肩こりを放置すると、
肩こりが原因の頭痛や吐き気などが起きる可能性もあるため、早めの対処が有効です。
■足のむくみ解消に効果のある陰陵泉(いんりょうせん)
膝の内側にあり、太い骨の真下に位置するのが陰陵泉(いんりょうせん)です。
むくみの原因の1つは、同じ姿勢が続くことにより血流が悪くなることにあります。
座りっぱなしのデスクワーや立ち仕事の多い家事により、足のむくみを感じる方もいらっしゃると思います。
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女性特有の悩み改善に効果のある三陰交(さんいんこう)
名前の通り3つのツボが交わる場所で、足の内くるぶしから指4本分上に位置します。
生理痛・生理不順や更年期障害など、
女性特有の悩み改善が期待できる場所です。
消化器系の不調にも有効なため、便秘・下痢の改善にも効果が期待できます。
▼まとめ
人気の施術場所は、
肩こりに有効な肩井(けんせい)やむくみに効果的な陰陵泉(いんりょうせん)などです。
ここで紹介した場所は施術で使用する場所の一部になり、体の不調によりはりをする場所は異なります。
お一人おひとりに合わせた施術ができるのが、はりの魅力です。
当院では、国家資格を持つプロが施術いたしますので、ご自身の不調について気軽にお聞かせください。